こんばんは。
もうすぐ挽ゼミの四年生になる渡辺です。
同期のみなさんが素晴らしい文章を書いてくれているので、自分は少し変わった切り口からお話しさせていただきます。
最近のTVドラマって、面白くなかったり自分自身が忙しかったりして、あまり見ることがなかったんですね。しかし、今クールでは数年ぶりにドラマを第一話から毎週観る機会がありました。
「シェアハウスの恋人」という番組です。大泉洋さんとか水川あさみさんが出演されていたあれです
30歳を過ぎた大人たちが、泣いたり恋をしたり壁にぶつかったりする、そんな内容のお話でした。それだけ聞くと、いい年齢の大人なのに変な話だなあと思われるかもしれません。
でも、大人だって立ち止まることはあるし、むしろ今までの自分を振り返ることが出来るのは、歳を重ねた者の特権なのではないかと思います。
学生生活では、サークルや部活で友だちと思い出を作ったり、バイトしてお金を稼いだり、恋人と何気ないけど大切な日常を過ごしたり、とにかく前に進むことに精いっぱい頑張っています。しかしその反面、過ぎてきた日々が今の自分に何の足しになっているかを確かめることはあまりないような気がします。少なくとも自分はそうでした。
何でこんな話をしたかというと、新3年生の人生の1年先輩ということで要らぬお説教をしたくなっちゃったのです。というのも、自分は現在、就職活動という大人になる手前のところで、大学生活の振り返り中だからです。
就職活動では、エントリーシートや面接という場でさまざまな質問をされて、そのなかで自分の過ごしてきたいろいろな日々を思い出します。とりわけ、
「あなたが学業面で頑張ってきたことは何ですか?」
という質問を受けたとき、私は必ず所属している挽ゼミのことを思い浮かべます。
それはなぜか?
3年生になってから所属するゼミは、学期をまたいで一年間をかけて学ぶことやそれぞれが何かしらの目標・目的を持ってそのゼミに入ってきたことから、たいへん刺激的な場になります。それはもう、一般の授業とは比べ物にならないほどに。そして、そこでの濃密な思い出は、周りの方に自慢できるくらいすごい体験になっているからです。
先日の面接で、「あなたが学業面で頑張ってきたことは何ですか?」という質問をされたとき、私は話し下手ながら、インゼミ(自分たちでテーマを決め、自由にグループ調査を行い、京大や慶応大、名大の方と発表しあう交流会)における調査テーマを伝えました。
そこで、人事の方に「会計に詳しくない私からみても興味深いテーマですね」といわれたときには少し誇らしくなりました。メンバーの一員として半年という歳月をかけたグループ調査に関われたことは知識が身についたことだけでなく、やり遂げたことへの自信の獲得にも繋がっていると実感できました。
皆さんがゼミ選びをする際に、①過去を振り返り今の自分に足りない/足したいモノは何かを見つけること、②そのゼミに入ることで自分がどう変わるかという未来を想像すること、の2点に重点を置くことをおすすめします。
あと1週間ほどで演習参加届を提出する期間だと思いますが、ぎりぎりまで悩んでください。実は私も現在所属している挽ゼミと、二年生の前期ゼミで所属した先生のゼミ、どちらを選ぶか最終日まで悩みました。
そこで挽ゼミを選んだのは、前期ゼミの楽しかった思い出よりも挽先生の授業で感じた勉強への好奇心を優先して、「ゼミを通じてもっと自分が成長できるんじゃないか」と思ったからです。
結果として自分が成長したのかは、もうすこし大人になった時に振りかえってみないとわかりませんが、少なくともこの1年間で学んだことや出会えたゼミテンとの思い出を振り返る「今」はとても素晴らしい気持ちでいっぱいです。
というわけでよかったらみなさんもぜひ挽ゼミに♪
なんとか無事に話を落ち着けることができたでしょうか……。
就職活動で例え話をしてしまいましたが、もちろん挽ゼミは公務員や資格取得を目指している方も大歓迎です。同期にもそちらの方面で勉強している方はいますし、その点はご安心ください。
これを読まれた方のうち誰かと、四月に先輩⇔後輩として会えることを楽しみにしています。ではでは!